英雄伝説6 空の軌跡FC レビュー|あの軌跡シリーズの原点。全てはここから始まった!

公開日: : 最終更新日:2014/01/17 RPG , , ,

PC,PSP,PS3専用ゲーム、英雄伝説6 空の軌跡FCのゲームレビューです。


どんなゲームなの?

このゲームは英雄伝説シリーズの6作目であり、軌跡シリーズの1作目であるRPGです。
今では日本ファルコムの看板シリーズとなった軌跡シリーズに興味を持った方は、この作品から追っていきましょう。

ゲーム自体はオーソドックスなコマンドタイプのRPGであり、古臭さはあるものの慣れるのは簡単。
難易度バランスは整えられており、簡単すぎず難しすぎずの良調整です。

ボリュームは寄り道などをせずにクリアを目指し進めた場合で約20時間程。
寄り道や、やり込みを含めれば50時間を越える時間を遊べる大ボリュームです。

軌跡シリーズの”軌跡”

軌跡シリーズは冒険の舞台こそ違えど、同じ世界で物語が進んでいきます。

本作を含む空の軌跡は、空の軌跡FC空の軌跡SC空の軌跡 The 3rdの三部作で構成されています。
そして空の軌跡から登場人物、舞台を一新した零の軌跡は、零の軌跡碧の軌跡の二連作です。

そして2013年発売予定の閃の軌跡はまた新たな舞台に変わる新作となっております。
同社から発売された那由多の軌跡だけは世界観もゲーム性も違う全くの別作品ですのでお気を付け下さい。

空三部作、零二連作、閃はそれぞれ独立しているため、どの作品からプレイしても問題ない作りにはなっています。
但し空の軌跡SCから始めたり、碧の軌跡から始めるなど、連作の途中作品は前作をプレイしていること前提で話が進んでいきます。
また作中に過去作キャラがゲスト出演したり等のサプライズもありますので、なるべく一作目である空の軌跡FCからのプレイをお勧めします。

細かに設定された世界観

世界観の作り込みは流石の英雄伝説シリーズ。
登場するNPCの一人一人に名前が有り、時期によって多数のセリフが用意されています。
収集アイテムとして集めることになる本も、実際に読むことが出来てしまいます。

距離の単位などもメートル法で無い独自の物が使われていたり等、細かい所にもアクセントが。

ゼムリア大陸を巡るストーリー

物語の流れとしては、主人公エステルがこの世界の何でも屋である遊撃士(ブレイサー)になるために各地の協会をまわり認定を受けるために旅をするというもの。
過去の英雄伝説シリーズ、イセルハーサ編、ガガーブトリロジーとは繋がりのない新しい物語です。

ストーリーに沿った一本道のシナリオで、更には話が進んでしまうと以前の街に戻ることが出来なくなります。
協会の依頼、街の住人との会話、ダンジョン内のアイテムなど、やり直しが効かないものが多数存在します。
初回プレイでは攻略本やサイトを見ない限りパーフェクトな状態にはならないと断言できますので、完璧主義者の方はご注意ください。

また本作ではある大きな事件を解決することになるのですが、これは三部作の一作目。
エンディングには引きが用意され、物語のすべてが終わる訳ではありません。
三部作を全て追っていかなければ続きを知ることが出来ません。

物語は主人公であるエステルと、彼女と兄弟同様に育ったヨシュアの二人が中心になって進みます。
そのためこの二人を気に入ることが出来ないと辛いかもしれません。
物語の合間合間には色々なキャラクターが同行し戦ってくれるものの離脱期間が多いため、メイン二人以外になかなか愛着が湧き辛いというのもあります。

空の軌跡FCの主人公、エステル・ブライトの画像

空の軌跡FCの主人公であるエステル・ブライト。遊撃士協会の見習い遊撃士として世界を旅することになる。

経験値補正によってボス戦に緊張感を

ゲームバランスが取れている理由の一つにレベルによる獲得経験値補正が挙げられます。
マップ毎に基準となるレベルが決められていて、そのレベルを超えたキャラクターは極端に入手できる経験値が低くなります。
そのためボス戦では常に緊迫した戦いを楽しむことが出来るものの、逆に言えばレベルを上げに上げて無双をすることは不可能です。
常に敵との強弱さが生まれにくい状態であるため、装備を新調しても強くなった実感を受けにくいのが少々残念。

そしてもう一つの弊害としてはレベルが上がりきった後の雑魚戦が実入りの無い作業となってしまうこと。
実際には換金したりキャラクターの強化に使うことが出来るクオーツが入手出来るため実入りが全く無い訳ではないのですが…。

色々な機種で出ているけどどれを買えばいいの?

空の軌跡FCはPC版、PSP版、PS3版と幅広く発売されています。
どれを購入するべきか迷っている方は以下を参考にしてください。

一番初めにこのゲームが発売されたPC版は、ある程度はスペックに左右されるもののとても動作が軽快です。
発売された時期を考えると、これが動かないパソコンと言うのも今は珍しいような気もします。
但し公式で配布されているアップデートパッチを当てないとフリーズの恐れがありますし、PSP、PS3版に搭載されているボイスは一切ありません。

PSP版の一番のメリットは携帯機であること。
いつでもどこでもこの作品を遊ぶことが出来ます。
元々クリアまでに長い時間が必要なため、携帯機との相性は抜群です。しかし気になるのはロード時間。場所を移動するたびに結構な時間がかかります。
NPCとの会話が楽しいこの作品においてこれは致命的です。
お求めやすいお値段にはなっているものの、これはあまりお勧めできません。

割と最近に移植されたのがこのPS3版。
これまでの追加要素はどれも搭載されているうえ、ロード時間もPSPとは比べ物にならないくらい早くなっています。
そしてPS3番の一番の特徴はHD画面に対応し画質が大きく向上したこと。
キャラクターグラフィックやテキストが鮮明に表示されます。
そしてセーブデータはPSPと共用可能!!
出先でPSPで遊び、自宅へ戻ったら大画面でプレイ、といったことも可能です。
定価3000円のサウンドトラックが付いてくるため、値段的にはかなりのお得。

以上のことから、新規にプレイする方にはPS3版を強くお勧めしたいです。
但し発売されたばかりというのがネックで値段が未だ落ちていません。
もともとお求め安い値段ではあるものの、他と比べると一回り高い価格です。
財布の中身と相談し慎重に購入を決めましょう。

逆に過去に本作品をプレイ済みの方はHD化しているとはいえそこまでの変化がありませんのでお気を付けを。

総評

オーソドックスなRPGとして必要なものは全て揃っている本作品。
過去の英雄伝説シリーズが好きな方は、どなたでも問題なく楽しめます。

インターネット上で評価が高い本作品ですが、その評価はストーリーに対しての評価です。
そしてこのストーリーは人によって好みが大きく分かれます。
つまり合わない人にはとことん合わない可能性がありますので、予め公式サイトなどを参考にキャラクターや世界観についてチェックしておくことをお勧めいたします。
しかし世界観、キャラクターを気に入ることが出来れば、しめたもの。
しばらくはプレイするゲームに困ることはありません。

今年秋に発売される閃の軌跡に備えて、すべての原点である今作をプレイしてみてはいかがでしょうか。

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