セインツロウ4 レビュー|まさにやりたい放題!SRシリーズ集大成

公開日: : 最終更新日:2014/06/30 アクション , , ,

PS3,XBOX360専用ソフト、セインツロウ4のレビュー・評価・感想まとめです。

作品概要

バカゲーセインツロウ4がついにに発売されました。
海外版タイトルこそSAINTS ROW IVですが、ローカライズされるにあたりゲームタイトルがセインツロウ4 ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディションというぶっ飛んだものに変化。ゲームの本質的にもマッチしている面白い翻訳です。

ゲーム内容はGTAことグランドセフトオートシリーズに代表されるオープンワールド型のクライムアクション。ギャング集団セインツを率いて大暴れすることになる訳なのですが、シリアスな面が強いGTAシリーズと比べての一番の違いはバカゲー度。
そもそも本作セインツロウ4のストーリーは、いつの間にか大統領にまでのし上がった主人公が、侵略してきた宇宙人と戦うというこれだけ聞いただけでは「はぁ!?」と言いたくなるようなもの。
もちろんストーリー以外も色々ぶっ飛んでいるのですが、それがまた面白い。

GTAシリーズでストーリーを追いかけるよりも街で大暴れしている方が楽しい!という方には間違いなくお勧めのセインツロウシリーズ。本レビューではXBOX360版でのレビューとなります。PS3番とは細かな違いがあるかもしれませんのでご了承ください。

サードをやり込んだ人には目新しさが無いかも

セインツロウ4の舞台となるのは宇宙人によって創りだされたバーチャル世界の中のスティールポート。このスティールポートは前作セインツロウ3の舞台となった街であり、基本的にはマップは使い回しとなります。

元々前作のDLCとして開発されていたというバックボーンがあるとは言え、新たな舞台を期待していた方にとっては残念。
過去シリーズ作品のキャラも多数登場するため、新規ユーザーは懐かしさを感じることが出来ず、既存ユーザーは目新しさを感じることが出来ずといった状態に。登場する衣類なども使い回しが多いどころか何故か無くなっているものがあるのはかなりショック。追加衣装もあるので実質的な数こそあまり変わりませんが、気に入っていた衣装が軒並み削除されていたのは凹みました。

ただこの目新しさの無さは見た目に関してだけ。ゲームのコンテンツとしては後述するパワーのおかげもあってかなりの別物へと変化。
ボリュームとしては前作と同等、もしくはそれ以上ではありますが、完全な新作のように感じることが出来ないのがなんとも勿体ない。
SAINTS ROW3.5ぐらいだと思っていただければ問題ありません。

超能力で大暴れ!!

舞台がバーチャル世界へと移行したことによって、文字通りなんでもアリに。

発売前に大きな話題を集めたのがパワーと呼ばれる超能力の数々。
銃撃戦が主になるクライムアクションゲームに置いて、戦闘の地味さが課題となっていますが、セインツロウ4では相手を凍らせたり、炎を飛ばしたり、相手を吹き飛ばしたりなどアクション要素が大幅強化。シリーズでも随一のアクション要素となりました。

もはや車や火器は必要なく、ビルを駆け上がり空を滑空し、敵を超能力でバッタバッタとなぎ倒す。これがかなり病みつきに。
逆に言うと重火器やら車の出番は特定のミッションだけというちょっと寂しいことに。他のクライムアクションゲーとはゲームデザインが大きく異なりますので注意が必要です。
全クリまでに車を運転する時間は大体30分にも満たないのだから驚き。

また逆のパターンとして、便利な超能力に慣れ過ぎて重火器やら車やらを強制的に使わなければならないミッションをめんどうに感じてしまうということもありました。このゲームの後に他のクライムアクションゲームをやるのはなかなかしんどそう。

乗る機会は少なくなったものの、乗り物に関しては携帯電話から車両呼び出し、即座に出現と要素としてはとても快適になっています。

全く苦じゃない収集要素

洋ゲーお馴染みの収集要素、もちろんこのセインツロウ4にもあります。

  • パワー強化に必要なクラスター
  • 仲間の過去に触れることが出来るオーディオログ
  • 黒幕の過去が分かるノベルゲームの断片
  • 破壊することでボーナスが入る黒幕の像

以上の4種類、計1000個以上(!)もの収集要素がある訳なのですが、全くと言っていいほど苦じゃありません。

サイドクエストの報酬でマップやミニマップ上に収集要素の在り処を表示することが出来るのも大きいですし、何より目立つ位置に置かれているのがありがたい。
私の場合は意識して集めなくても、他の要素をやり込んでいたら気が付いたら9割ほどの収集要素をコレクトしていました。

一番数多く散らばっているクラスターも、すべて集めなくとも全パワーを最大強化する事が可能です。およそ200個ほど余分に配置されていますのでライトユーザーにも安心な設計。

自由自在なキャラメイク

主人公の性別から見た目まで、自由自在にキャラメイク出来るのもセインツロウシリーズならでは。
先ほど触れたとおり多少の違いはあるものの、基本的にはセインツロウ3から変わった部分はほとんどありません。
逆に言ってしまえば、セインツロウ3のキャラメイクレシピをそのまま流用できるということ。

自分好みのキャラがを作るためにはパラメーターを細かく設定する必要があるためなかなか大変。
有志が作った資産を有効活用していきましょう。

とは言え一部の髪形、それも日本人に好評だったものが削除されているのは何故なのか…。

陽気なあんちゃんを操作するクライムアクションはもう飽きた!俺は綺麗なねーちゃんを操作したいんだ!という方には間違いなくセインツロウをお勧めします。日本人向けの顔をこんなにも簡単に作れるのだから驚き。

もはやGTAクローンとは言わせない

グランドセフトオートの開発会社に訴えられたほどGTAシリーズに似ていたセインツロウシリーズですが、このセインツロウ4は完全に別物と言って良いでしょう。

リアリティを捨てて、ゲームとして遊ぶことに特化しているため、しつこいぐらいに追ってくる警察や、やけに挙動がリアルで操作が難しい自動車などといったものはありません。
個人的な意見ではありますが、ゲームとして・娯楽として楽しむのであればセインツロウシリーズの方がかのGTA5より楽しめました。(但しグラフィックはまだまだGTAシリーズの方が上です。)

というよりも大幅にシステムが変わった本作は、GTAというよりライオットアクトに似ている気がします。クライムゲーらしさがあまりありませんので、購入にhあくれぐれも注意が必要です。

本作でも豊富なパロディの数々

酷い(褒め言葉)パロディの数々もセインツロウの魅力。
本作はバーチャル世界が舞台ということで、あのマトリックスのパロディがふんだんに使われています。他にもメタルギアソリッドやBeats of rageといったパロディミニゲームが出て来たときは笑ってしまいました。
あきらかにGTA5を意識したであろうGAT Vというダウンロードコンテンツなど、色々とぶっ飛んでいます。

現在海外版のみ配信されているAnimePackと呼ばれるダウンロードコンテンツでは、初音ミクっぽい衣装とFF7のクラウドっぽい衣装が手に入ったりなどなど、とにかく何でもあり。日本での配信が待ち遠しい。

これらの元ネタが何だろうと調べながらプレイするのも面白いかもしれません。

総評

時間を忘れて遊んでしまうくらい面白い!!
おつかいばかりのサブミッション、時間帯の変化が無く基本真っ暗なオープンワールドなどなど気になる部分も多数あるのですが、それを打ち消す快適さ。壁を走り、空を滑空しての移動がとにかく病み付きになります。これならファストトラベルなんて必要なし。
サイドクエストがお使いばかりで水増し感はあるものの、オープンワールド内の全ての要素を遊び尽くすための道標として機能していたので悪い感情は抱きませんでした。

名作と言われているセインツロウ2とはかなり方向性は違うのですが、このいかにもなバカゲーらしさがセインツロウシリーズの本質ではないのかなと。そういった意味ではシリーズで一番この作品らしさを全面的に押し出してきている作品とも言えます。

リアリティの追及はあえて捨てて、ゲームとしての面白さという点を強化しているのがとても印象的かつ大成功。
やはりゲームはゲームであって映画では無いんですよね。

過去のシリーズをやっていないとストーリーの一部を楽しめないという大きな欠点があるものの、是非とも遊んでみてほしいゲームでした。もし他のクライムアクションゲームを積んでいる人は要注意。セインツロウ4の快適さに慣れてしまうと他のゲームには戻れません。

セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション 【CEROレーティング「Z」】 セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション

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