【RF4】ルーンファクトリー4 レビュー・評価・感想

3DS専用ソフト、ルーンファクトリー4のレビュー・評価・感想まとめです。

ルーンファクトリー4

作品概要

ルーンファクトリー4は、牧場物語の外伝として制作されたルーンファクトリーシリーズの最新作。牧場物語の農耕とアクションRPGが融合したファンタジー生活ゲームです。

ファンタジー世界で畑を耕し、時には女の子といちゃつき、武器を持って迷宮を探索する…このルーンファクトリー4胸を張ってオススメすることが出来るJRPGの集大成的名作です。

シリーズ初代、そして2作目こそ課題点が沢山ありお世辞にも良い出来とは言えなかったものの、据え置き機で発売されたフロンティア、オーシャンズ二作を経て、ついにルーンファクトリー3で一つの完成形を迎えました。
既に完成していたルーンファクトリー3を遥かに越える会心の出来で世に出てきたゲーム、それが本日レビューをするルーンファクトリー4となります。

シリーズ物であるため、ストーリーに関しては予備知識が必要になる場面があるものの、ゲーム部分に関しては丁寧なチュートリアルが用意されているため安心です。依頼箱という住人からの依頼という形を取ってのチュートリアルですので、突然のチュートリアルによって没入感を阻害されることはありません。

ルーンファクトリー4を様々な視点で見てみる

ゲーム性、キャラクター、やりこみ要素、どれもが欠けること無く素晴らしい塩梅にまとまっているルーンファクトリー4。様々な視点から見た評価を述べていきましょう。

牧場物語外伝として見るルーンファクトリー4

畑を耕し、種を撒き、水遣りをして、収穫する…
この牧場物語おなじみの一連の流れはルーンファクトリー4にも存在します。

土には品質レベルや数量レベル、災害耐性などの多数のパラメーターが実装され、農耕ゲーとして深く作り込まれ全国の農奴達を喜ばせてくれました。これまでは作物の品質ごとにアイテム枠が分かれかさばってしまうという不満点がありましたが、本作ではレベルの違う品をひとまとめに所持することが出来ます。
貧乏性の私にとって手持ち・倉庫の枠には常に悩まされてきたのですが、本作ではノンストレスで遊ぶことが出来ました。

街で生活するにあたって出来ることは農耕だけでなく、釣りをしたり、料理をしたり、鍛冶をしたり、お店を開いたりなどなど、とにかく出来ることが豊富。町の住人達と仲良くなり恋人同士になったり、プロポーズをして結婚したり、と牧場物語で出来る事のほとんどはこのルーンファクトリー4でも可能です。やれることだらけで常に忙しい毎日ですが時間に追われることは無いため、急ぐもゆっくり進めるもプレイヤー次第。

これらの生活要素はRPG部分にも影響を与えています。
このゲームで出来る事の多くにはスキルレベルと呼ばれる熟練度が存在し、このレベルに応じてステータスにボーナスが加わります。全てのアクションが無駄になることが無いため、色々なことに手を出す楽しさに繋がります。

もちろんステータスボーナスだけではありません。

  • 良い作物を作り出荷すれば強力な武器を買うための資金になります。
  • 仲良くなった住人は一緒に冒険に出て仲間として戦ってくれます。
  • 冒険で手に入れたアイテムが料理の材料になるかもしれません。

生活部分と冒険部分が見事に噛み合っており、そのどちらもが楽しく魅力的なものへと仕上がっています。。

アクションRPGとして見るルーンファクトリー4

軽快なアクションが魅力の2DアクションRPGであるルーンファクトリー4
攻撃ボタンで闘いつつ、各ボタンに装備したルーンアビリティという必殺技を入り混ぜて使っていくスピーディーなバトルとなっています。前作の時点で結構なスピード感と爽快感がありましたが、本作ではそれを上回る面白さ。ハードが3DSに変わったことも大きいでしょう。

装備の性能が戦闘に大きく影響するバランスになっており、強力な敵も属性付与等によって武器を鍛えることで一気に楽になるという場面が多々存在します。作成した武器は自分で使うほか、一緒に冒険してくれる街の住人たちにも装備させることが出来るようになったのも進化したポイントです。

アクションゲームは苦手なんだ…という人でも安心してください。自宅の地下にてゲーム難易度を変えることが出来る丁寧な作りになっています。ユーザー層を広げる仕様に感服。

キャラゲー・JRPGとして見るルーンファクトリー4

  • 豪華イラストレータによる美麗グラフィック!
  • キャラクターには豪華声優陣を起用!

このような謳い文句がユーザーの不安を煽るようになったのはいつからでしょうか。今ではクソゲーの代名詞として聞くようになってしまいました。パッケージ詐欺という言葉があるように、ガワだけ作り中身は酷いバランスのゲームが数多く発売されるようになりました。中には初回特典のおまけとしてゲームが付いてくる等と言われるような作品も。

こういった所謂地雷を踏んでしまった人にとっては、このルーンファクトリー4を手に取ることを恐れている方もいるかと思います。
ですが、何度も言うようにこのルーンファクトリー4というゲームは理想的なキャラゲー、つまりキャラクター部分もしっかりしていればゲームとしても完璧と言っていいほど成立しているのです。
美麗グラフィック・豪華声優陣を起用して、ゲームとしても作りこんである、それだけのことなのですが、このそれだけが出来ている作品がこの近年で何作出たでしょうか。指で数えるほどだと思います。

ルーンファクトリー4を彩るキャラクター達は、前作同様AIによって行動します。住人同士のコミュニケーションは前作の狭く深くの交流から広く深くの交流へとボリュームアップ。用意されている会話パターンもかなりの量です。この会話を見るために毎日全ての住人に挨拶をするだけでも面白いんです。

サブイベントも充実しており、キャラクターを色々な視点から見る機会が増えました。本作では複数のキャラクターが関わるイベントが増えたことにより、横のつながりがはっきりと分かるようになったため、より生き生きと描かれているのが印象的でした。恋人同士になると会話も変化するため、全ての会話パターンを見るためには膨大な時間が必要になることでしょう。敢えて不満点を述べるならセーブデータの数でしょうか。結婚相手分の数だけあれば理想的だったのですが。

ユーザビリティも格段に向上

システム面が、とにかく不満を感じさせない作りに。これは素直に評価できるポイント。

マップがかなり広がりましたが、飛行艇やワープを使って瞬時に移動できる作りになっています。今ではファストトラベルは当たり前ではあるのですが、各地に移動することが多くなおかつ時間が一秒でも惜しいルーンファクトリー4のゲーム性とマッチしています。もちろん自宅へとすぐ帰還できるリターンの魔法も健在。

先述したアイテム枠の問題、季節を跨いでも瞬時に枯れなくなった作物などなど農耕面に関するストレスも低下しています。これまではどうしても空気になりがちだった農耕ですが、利便性の向上や畑ダンジョンの存在によって、終盤でも意識することが出来ました。

セーブデータ数は少ないですが特定条件を満たすことで特定のものを引き継げる、所謂強くてニューゲームが可能になったことも嬉しいですね。前作までは全キャラと結婚等を目指そうとするとセーブデータを消す必要があったので…。

不満点はあるにはあるけど…

もちろん不満点はありますが、

  • 家具を配置する際の微調整が大変
  • 主人公が男女選択式になったことにより嫁候補が減少
  • 装備に依存しがちな戦闘バランス

などなど、ほとんど気にならないようなものばかり。

ただし、一つだけ大きな不満点が。
ルーンファクトリー4のストーリーは全三部で構成されています。そして問題はこの第三部。
第一部、第二部に関してはストーリー進行に伴い自然にイベントが進行していくのですが、第三部の発生条件はランダムなんです。運が悪ければ数年メインイベントを進行出来ないこともあるため、何らかのバグを疑いたくなったことも。フラグを目で見えるようにとは言いませんが、もう少し発生条件を緩くしても良かったような気がします。

総評

過去作品をプレイしたことがある人は是非買ってください。シリーズ未プレイの方も是非買ってください。ルーンファクトリー4を遊んでいないなんて人生損してる!!と声を大にして言いたいほど。
どうしても万人受けする絵では無いものの、生活ゲー・アクションゲーどちらとして見ても十全十美。JRPGも捨てたもんじゃないと再認識させてくれました。

シリーズを手がけていたネバーランドカンパニーが2013年に事業停止したという悲しいニュースも有りましたが、ルーンファクトリーのスタッフは今も続編製作中とのことですのでシリーズファンはご安心ください。まだ発表すらされていませんが、もう今から発売日が待ち遠しいほど。

ルーンファクトリー4はこんな人にオススメ!

  • シリーズファン・牧場物語ファンだ。
  • 豊富なやりこみ要素が欲しい。
  • 女の子・男の子との恋愛要素が欲しい。
  • 自由度の高いゲームが好きだ。

ルーンファクトリー4はこんな人には向かないかも…

  • アニメのような絵柄が気に入らない。
  • 作業感が嫌いだ。
  • ゲームグラフィックは綺麗でないと認めない

ルーンファクトリー4 (特典なし)
ルーンファクトリー4 (特典なし)

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