ポケットモンスターX・Y|シリーズ決定版!!シリーズ一番の対戦ツール

公開日: : 最終更新日:2014/02/03 RPG , , ,

3DS専用ソフト、ポケットモンスターX・Yのゲームレビュー。


ポケットモンスターX・Yは、国民的ゲーム作品であるポケモンシリーズの最新作だ。ハードが3DSに変化したことによって、表現力が大きく向上、戦闘画面に表示されるポケモンが3Dポリゴンで表現されるようになった。

そして何よりも大きな変化となったのが、対戦参加のハードルが大きく下がったことだろう。
どうしてもこれまでのポケモンシリーズは俳人ご用達ゲームとなっていた。しかし、今作では良ステータスのポケモンを誰でも簡単に厳選できるようになった。 そもそも土俵にすら立つことが出来ないプレイヤーが多数いたこれまでと比べると大きな進歩だ。

もちろんその他細かい部分に関しても調整が加えられており、購入しても後悔しない出来であることは間違い無し。購入を迷っている人は本レビューを参考に一考して欲しい。

敷居が下がったオンライン対戦

正確に言えば、敷居が下がったのは対戦では無く、育成作業。
もし本作から初めてポケモンをプレイするという方は、この項目は読み飛ばしても構わない。

これまではポケモン廃人たちが、より良い個体を求めて卵を孵化させ続けるという作業をしていたのだが、本作では

  • 確実に2Vのポケモンが出現するフレンドサファリ
  • 両親から合わせて五つのステータスを引き継げるようになるアイテム、あかいいと

これらの要素のおかげで、厳選作業がとても楽になった。

フレンドサファリ産の2Vポケモン二匹にあかいいとを持たせて卵を産ませることによって、4Vを持つ子供が生まれる可能性がある。
これを繰り返しかけ合わせていくだけで1時間から2時間もあれば、5V~6Vの理想個体を作り出すことが可能になった。

更にポケモンX・Yでは努力値稼ぎに関しても簡単になった。

今作では群れバトルと呼ばれる、野生のポケモンが同時に5体出現することがある。技あまいかおりを使えば自発的に群れバトルを起こすことも可能だ。

これが何を意味するかと言うと、1回の戦闘で5匹分の努力値を得ることが出来るということになる。ポケルス状態のポケモンがパワーリスト系のアイテムを持ち群れバトルを行うだけで1回で50もの努力値を稼ぐことが出来るのだ。

乱数調整というチートまがいの方法が横行していたこれまでの環境と一変、誰でも同じ土俵で戦うことが出来るようになった。これによってオンライン対戦は更に賑わうだろう。

3D化は大成功

ポケモンX・Yでは、従来の2Dベースから完全な3Dへと移行した。

3D戦闘画面が発表された当初、テンポの低下が懸念されたものの、蓋を開けてみればシリーズでも1,2を争うほどのハイテンポ。
ポケモン一匹一匹にモーションが付いたため、携帯機であるにも関わらずバトレボのような賑やかさを楽しむことが出来る。倒された時や、眠り状態にも専用モーションが用意されているとなかなかの凝りよう。

3D化に伴う新要素として、プレイヤーキャラクターのカスタマイズも可能になった。サロンで髪型や紙色を変え、ブティックで服を購入することで容姿を自由に変化させることが出来る。

自分のキャラクターの見た目はトレーナーズプロモとして、他プレイヤーに配信できる他、通信対戦時にも表示されるため、実際に見てもらう・見せつけることが出来るのも嬉しいポイントだ。

3D化の煽りを受けたミアレシティ

3D化したものの、フィールド画面は従来通りの見下ろし型画面である。
しかし本作の舞台であるカロス地方の中心部、ミアレシテイだけは街全体が立体的に表示されている。しかしそれがポケモンというゲームの操作と噛み合っていないためかとにかく迷いやすいのだ。

街はどこを見ても同じ形状のため、目的の施設へ辿り着くのが至難の業。店の看板を調べようとすると、操作性とカメラワークの悪さによって店内に引き込まれる。目的地まで簡単に連れて行ってくれるタクシーは有料。

更にはこのミアレシティでセーブしたままゲームを終了するとデータがバグるというオマケ付き。

クリア後のサブイベントはこの街が舞台になるため、誰もが絶望しただろう。有志の方が作成した地図さまさまである。

バランスの良いポケモン分布

ポケモンX・Yでは各地の草むらから現れる野生のポケモンの種類が大きく増加した。そのおかげで、ストーリー攻略の際に使用するポケモンの幅が広がった他、初代ポケモンだけでのクリアも可能である。

特にゲーム序盤にてヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネの初代御三家の中から一匹を貰う事が出来るのも、初代ファンには嬉しい仕様。

もちろん初代だけでなく各地方、そして今作から新登場するポケモンもまんべんなく出現するため、ご安心を。

ポケモンX・Y二つのソフトだけで計450匹余りのポケモンが登場・捕獲することが出来る。過去の作品を持っていなくても、これだけの数のポケモンを捕まえることが出来る作品はこれまで無かったことからも、今作のボリュームが分かるだろう。

多彩なオンライン機能

ポケモンX・YではPlayer Search System、通称PSSという機能が搭載されたことによって、インターネット環境さえあれば、気軽に見知らぬ人と遊ぶことが出来るようになった。

これまではフレンドコードを交換したフレンド同士での交流が主だったが、ポケモンX・Yでは現在オンラインのプレイヤーをランダムに画面表示してくれる機能が付いているため、後は1タッチで気軽に交換や対戦の申込が出来る。チャット機能が無いのも、やり取りの敷居を下げることに一役買っている。

一度でも一緒に遊んだことがある人は、知り合いリストに記録される。これは3DSのフレンドリストとは別枠に管理されるため、フレンド数がオーバーしてしまっている人も安心。 そして知り合いリストに入っている人と一度でも対戦や交換で遊ぶことで、フレンド申請まで可能になった。

3DSのフレンド機能はお互いに相手のフレンドコードを登録しなければいけないという制約上、なかなか見知らぬ人を登録するケースと言うものが無かったが、ポケモンX・Yさえあれば外国の人とフレンドになることもとても簡単だ。

新要素 フレンドサファリ

そしてフレンドの数はそのままこのフレンドサファリという新要素へ影響する。

本作のサファリはフレンドごとにランダム生成される。フレンドごとに出現ポケモンのタイプが決まり、さらにそのタイプの中から出現するポケモンが最高3体まで設定される。
通常野生で出てこないようなポケモンが出現するほか、能力値が必ず2Vというのも嬉しい仕様だ。

新要素 ミラクル交換

ポケモンX・Yではミラクル交換という新しい交換システムが搭載された。

交換に出すポケモンを選ぶだけで、その場で見知らぬ人のポケモンと交換することが出来る。高ステータスのポケモンや、気合の入ったニックネームが付いたポケモンを受け取ることが出来ると嬉しくなる。

しかし、プレイヤーの数や年齢層を考えると分かるのだが、交換に出されている大半のポケモンが間に合わせで用意されたようなものばかりなのが残念。ゲーム序盤で手に入るポケモンを大量に放出しているプレイヤーと当たることが大半なのだ。

ミラクル交換で受け取ったポケモンをそのままミラクル交換に出すことが出来るため、同じポケモンがたらい回しにされていることもあり、なんだか悲しくなってしまう。

総評

廃人ゲーと呼ばれていたポケモンがここまでマイルドになったのか!!と驚きを隠せない。対戦するにおいて、踏まなければいけない育成の手順がこれだけ簡略化されているとは夢にも思わなかった。
ポケモン対戦の楽しさは、個体値厳選もそうだが、何よりも戦闘での駆け引きにあると考えているため、今回の仕様にはとても満足。

レポートも一瞬で終わったりと、細かなところでストレスを感じさせない造りになっているように感じられた。今までのプレイヤーも、今作から入るプレイヤーも、老若男女が満足できる安定した作品だ。

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