デモンズソウル レビュー|理不尽ではない高難易度が病みつきに!

公開日: : 最終更新日:2014/03/10 アクションRPG , , ,

PS3専用ゲーム、デモンズソウルのゲームレビューです。

どんなゲームなの?

デモンズソウルは正統派アクションRPGです。
ダークファンタジーで統一された世界観も見事ですが、やはり一番の特徴は近年稀にみる高難易度ということでしょう。

また一風変わったオンラインシステムも話題を集めました。
特にメッセージを残し他プレイヤーに危険を通知出来たり、他プレイヤーの死因が再生できるのは面白いシステムです。

2009年GOTYにも選ばれた世界的に評価されている名作ですが、今時珍しい死んで覚えるタイプのアクションゲームですので、万人にお勧め出来る作品ではないことは確かです。
ファミ通に掲載されていたクロスレビューの点数が9点、7点、7点、6点と大きく評価が割れていたことからもそれが分かります。

是非一度は手に取ってプレイしていただきたい作品ですので、購入を悩んでいる方は以下のレビューを参考にしてください。

デモンズソウルが高難易度な4つの理由

このゲームは確かに高難易度ですが、それは決して理不尽な難易度ではありません。

まず本作品が難しいと言われている理由に以下のものが挙げられます。

  • 初見殺しのマップ構成
  • ソウル体というシステム
  • 重いデスペナルティ
  • オンラインによるプレイヤーキル

初見殺しのマップ構成

敵の配置やトラップの配置がとにかく絶妙です。
カメラの視角になる位置に敵が潜んでいたり、ちょっとした操作ミスで転落死してしまったりはこのゲームでは日常茶飯事。
しかしこれらの配置は毎回同じですので、対策を取ることが可能です。

そしてなにより逸品なのは、しっかりと観察すれば簡単に見抜くことが出来る事。
地面の血痕を調べることで、他プレイヤーが死ぬまでの行動を5秒間だけ見ることが出来ます。
状況を良く観察し、慎重に行動することで難なく攻略することが出来る設計となっています。

ソウル体というシステム

プレイヤーには生身の状態と、ソウル体と呼ばれる魂だけになってしまった状態の二種類が存在します。
肉体がある生身の状態で一度でも死んでしまうとソウル体へと移行してしまうのですが、ソウル体になってしまうと最大HPが半減されてしまうのです。

このソウル体状態を回復する方法は、

  • ダンジョンに居るボスを倒す
  • レアアイテムを使う
  • 他のプレイヤーの世界へ侵入し相手を倒す

の三種類のみ。

ボスの数は有限ですし、アイテム利用の方法は入手手段が限られていますし、他プレイヤーを相手にする場合は最大HPが少ないまま肉体持ちの相手を倒さなければいけません。
そのため基本的にはソウル体で立ち回らなければいけないことが高難易度化に繋がっている訳ですね。
最初のダンジョンで手に入るソウル体時の最大HP減少を軽減する指輪を最後まで装備していた方は多いのではないのでしょうか。

とは言ってもこのゲームの立ち回りは相手の攻撃を受けないこと。
敵の配置や攻撃パターンを理解してしまえばソウル体状態でラスボス撃破も容易かったりします。
こちらに関してもプレイヤースキルがそのまま活きてきますね。

重いデスペナルティ

このゲームでの経験値はソウルと呼ばれています。
敵を倒したり特定のアイテムを使用することで入手できるソウルを拠点で使用することでレベルを上げていくことになるのですが、死んでしまうとソウルが0になってしまうのです。

ソウルは経験値としての利用法だけでなく、この世界での通貨代わりにもなります。
新たなアイテムや魔法を購入するために溜めといたソウルがちょっとしたミスで一瞬で0になってしまう恐怖はこのゲームならでは。

しかしこの失くしてしまったソウルを再び回収する方法も存在します。
プレイヤーが死んだ場所には血痕が残り、それを調べることでソウルを再び回収することが出来るのです。
しかし血痕が残るのは最後に死んだ場所のみですので、落としたソウルを回収する前に再度死んでしまうと、ソウルは完全に消滅してしまいます。

オンラインによるプレイヤーキル

デモンズソウルでは、先述したようにソウル体のプレイヤーが生身の状態であるプレイヤーの世界へと訪れて戦うことが出来ます。
キャラクターのレベルは生身側のレベルに合わせられるものの、問題はキャラクターのレベルよりプレイヤーのレベルなのです。

プレイヤースキルがとにかく出てしまうこのゲームでは、初心者がベテランのプレイヤーに一方的に狩られてしまうことも少なくありません。
侵入側は基本的にペナルティはありませんので、運が悪いとなんとか撃退したところで連続して同じ人物に狙われることも。

なら回線を抜けばいいじゃないか、という声も挙がりますが、そうすると血痕やメッセージなどのシステムがお預け状態になってしまいます。

中にはメッセージ機能を使って暴言メールを送ってくる質の悪いプレイヤーも存在しますので、これから始める方は注意が必要です。

さて、繰り返しますが、ゲームバランスは素晴らしいの一言です。
いくつかの理由を挙げましたが、どの理由にも対策がしっかり残されていることが分かります。
オンライン機能に関しては、ゲームに慣れてくるまではとにかく大変かもしれませんが、コンテンツとしてはとても面白いものとなっています。
確かに生身状態は他プレイヤーに襲われる危険もありますが、同時に他のプレイヤーを仲間として連れて歩くことも可能です。

あまり話題に上がらないものの世界設定も素晴らしい

難易度ばかり話題になるこのゲームですが、ストーリーや世界設定もなかなか面白いものとなっています。

基本的にゲーム内でストーリーの多くは語られません。
また特定の状況下でしか出会うことが出来ないNPCたちが数多く存在するため、なかなか全貌を知ることは難しいでしょう。
しかしNPC一人一人にはバックボーンが設定されており、ちょっとした会話などからそれを知ることが出来るのは面白い。

ダークな世界観を壊すことく保っているのもお見事です。

場所ごとに大きく姿を変える5つのダンジョン

ストーリーだけでなく冒険の舞台となる5つのダンジョンもそれぞれ独特な風景を持っています。
王城、坑道、谷など様々なダンジョンがある中、特に逸品だと感じたのが塔のラトリアと呼ばれるダンジョンです。

牢獄から始まるこのダンジョンは、陰湿な雰囲気そのままに大きく様相を変える風景が見事で一番探索のし甲斐がありました。
出てくる敵もとにかくグロテスクで結構なトラウマになったものの、一番好きなステージです。

死んで覚えるボス戦

ダンジョンの奥に待ち構えているボスであるデーモン。
各ステージに3体から4体のデーモンがいますが、どれもこれもが強敵です。

やはりここでも重要なのが、死んで覚えるということ。
どのボスも強力なものの、致命的な弱点や攻撃パターンが確実に存在します。
最初は苦戦するものの、戦い方が分かればすんなり倒すことが出来てしまうのもデモンズソウルの特徴です。

そのため繰り返し戦うことになるのですが、ここで問題になるのが一部ボスの連戦のしにくさ。
基本的にダンジョン内攻略の途中で、ボスが居るフロアまでのショートカットが開通するのですが、一部ダンジョンにはそれがありません。
そのためボスまでの長い道のりを再び攻略しなければならないことも。

初見で倒すことが出来るボスは少ないため、心が折れてしまう方もいるかと思います。

総評

華の少ないストイックな作品ではあるものの、ゲームとしての完成度はとにかく高い一作です。
プレイを重ねていくうちにプレイヤー自身のレベルが上がり、苦労した場面があっさり突破出来てしまったり等はこのゲームには良くあること。
テクニックよりも何よりも重要なのが観察眼であるこのゲームは、アクションゲームが得意でない人にこそプレイしていただきたいです。

ゲーム好きなら一度は手に取って触ってもらいたい、まさに名作と呼べるゲームでした。

Demon's Souls(デモンズソウル) PlayStation 3 the Best

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